新公益法人制度改革 勉強会の講師を行いました。
平成22年2月2日 弊事務所のお客様の社団法人様で所長の上田が新公益法人制度改革勉強会の講師をさせていただきました。
「一般社団法人への移行の留意点について」と題し、平成23年10月頃の申請を目標とする移行スケジュールを基に機関設計、定款変更案、公益目的支出計画及び一般法人の税務についてお話させていただきました。
特例民法法人が一般法人へ移行するためには、その要件として、一般法人法に規定される規律に適合していることと、公益目的支出計画が適正であり、その計画が確実に実行されると見込まれることの二つが挙げられます。
まず、機関設計については、監事の監督権限が大幅に強化されたことを中心にお話させていただきました。
次に、公益目的支出計画の作成について具体例を用いてお話させていただきました。公益目的支出計画の対象事業として継続事業を選択される公益法人様は多いのですが、黒字の事業は選択ができないため、事業別損益計算のシミュレーションを行うために平成20年会計基準の導入が必要となります。
最後に、一般法人の税務についてですが、一般法人は法人税法上、非営利型法人と非営利型以外の法人とに分かれ、さらに非営利型法人は非営利性が徹底された法人と共益的活動を目的とする法人とに細分されます。それぞれ税法上の取り扱いが異なるため注意が必要です。
平成23年度収支予算書に基づいて一般法人へ移行申請される公益法人様にとっては、1年後の平成23年2月までに決定すべき項目の多さをご理解いただけたかと思います。今後も勉強会やセミナーを通じて公益法人様のお役に立てれば幸いです。
